晴れ雨くもりまた晴れて


by eyesneverlie
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カテゴリ:雑貨、文具( 28 )

<一六六一 okimeポストカード>
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夏頃だったかな、ツイッターで文具ライターの小日向 京さんが
ものすごく美しい柄のクリアファイルや一筆箋などの文具を
写真付きで紹介してらして、まじまじとツイートを読んだ。

京漆器店がそのお店の蒔絵の図案を紙もの文具に起こしたという。
それはまだ展示会での発表があっただけで、販売は始まっていなかった。
けれど、これがいつか発売されるのだと思うとドキドキが止まらなかった。


そして9月。
趣味の文具箱vol35にも掲載があり、発売はいつからかと調べたら、
シルバーウィーク明けから発売されると知り、京漆器「象彦」さんの日本橋支店へ。


「象彦」さんは1661年創業。
今回発売されたこの紙もの文具たちは、その漆器に使われる蒔絵の文様が使われています。
この文様(蒔絵の下絵)は薄い美濃紙に描かれ、その下絵を「置目」といい、
これをスキャンしデジタル処理を施して、葉書やクリアファイルなどに使用したという。

他にもノートや、文香などもあり、ついうっとりと眺めてしまう。
その中でも葉書が気に入って思わずまとめ買いをしてしまった。

さっそく友人へのお便りに使ったり、お裾分けにプレゼントしたり。

そうそう、気になるのは万年筆との相性。
少し厚めの紙で、書き心地はほんの少し抵抗(ひっかかりではなく
やや重たいというのかな)があるものの、そこが逆にしっかりと書けて、
インクの滲みなども無く、ゆったりとした気持ちで文字を綴れました。

柄によって季節のお便りにも、特別な時のメッセージカードにも、
色々なシーンで使えそうだし、なにより眺めているだけで気分良く。

今のところ販売は京都の本店と日本橋店だけなのかな。
いつか丸善さんとか、デパートとかでの取り扱いが始まってくれたら嬉しいですね。



「一六六一」




追記……

一六六一さんのポストカードに万年筆で書いてみました。
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筆記に使ったのはオノト5601、中字程度。
にじみも掠れもなく、けれど濃淡はしっかり現れます。

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by eyesneverlie | 2015-10-08 04:27 | 雑貨、文具

来年の手帳。

まだ9月ですが、来年の手帳のこと。
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先日、丸の内丸善にふらりと立ち寄ったときのこと。
まだまだ9月だというのに手帳とカレンダーのフェアが開催されていました。
近年手書き文字よりもスマホでのスケジュール管理などをされる方も増える中、
なんだか昔よりも手帳の種類やメーカーさんが増えたように感じるのは気のせいかしら。

まあ、万年筆ユーザーさんや、手書きにこだわる方も多い仲間内では
互いのお薦めノートやスケジュール帳の情報がよくやり取りされています。

ノートやスケジュール帳と万年筆とくれば、一番に気になるのが「紙」です。
レイアウトももちろんのことですが、どんなにレイアウトが好みでも、
万年筆との相性が良く無いと使い続けることが難しいです。

実を言えば2015年の手帳を3冊持っています・・・。
一冊目はレイアウトがとても気に入って昨年中に購入したものですが、
これが万年筆で書くとインクが裏抜け(ページ裏側にインクがしみ出す)してしまう。
ただのノートなら裏ページを使わないという方法もありますが、
いかんせんスケジュール帳。
裏面には翌週のスケジュールを書かねばならないのです。

そして二冊目。
こちらは「趣味の文具箱」などの出版社であるエイ出版さんのESDIARY。
さすがのエイ出版さんです、紙質は万年筆との相性もよく、レイアウトも良かったです。
ただ、選んだ大きさがA5サイズの手帳で、最終的には重くて持ち歩くのが難しくなって
基本的に自宅に置いておく(たまに仕事の打ち合わせで必要な時に持って行く程度)ことに。
まあ、現在メインで使ってます。

で、三冊目は、これは半分メモ帳代わりに買った能率手帳。
友人がメモ代わりに使いはじめたんだ、と教えてくれたので真似っこしてみました。
能率手帳は亡くなった祖父が愛用していたんですよね。
懐かしさ半分、ほぼ毎日持ち歩いていましたが、やっぱり小さいんですよね。
つい文字が大きくなってしまうのと、小さい面に書くとなると、
どうも腕とか手首に力が入ってしまうらしく手が疲れてきてしまって。
書き心地はこちらも最高でしたし、強めのクリーム色の用紙に薄いグリーンの印字の
組み合わせはとてもセンス良く、目にも優しい色合いです。


と、2015年はいささか手帳難民でした。
そんな中、ずっと気になっていたのはトモエリバー紙を使った手帳。
以前に蔵前のカキモリさんでオリジナルノートを作った時に入れてみた紙でしたが、
これがもう、素晴らしい書き心地で。
トモエリバーを使った手帳が欲しいとずっと思っていたのですが、使用しているのが
「ほぼ日手帳」さん、「ジブン手帳」さんくらい。
とても人気のある手帳であるのは知っているのですが、わたしのスタイルとは
ちょっと違うなあ、と。

好みとしては
●マンスリーあり
●週間レフト式で右面はメモ(出来れば無罫)
●月曜始まり
●色は少なめ
●巻末には少し多めにメモページ
●そしてなにより万年筆との相性の良い紙
 ※出来ればトモエリバーだったら最高!


・・・・・・。
そんな。
そんなわたしの願いが具現化されたようなスケジュール帳に出会ったのです。


それがこちら。
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「PLAYOFF」
http://www.playoff-diary.com/index.html

知らないメーカーさんだなあと思ったのですが、調べてみると、
福井県にある「若越(じゃくえつ)印刷」さんという印刷会社さんの自社ブランド。
こちらの印刷会社さんは、40年ほど大手手帳メーカーさんや企業の
手帳製作をずっとされていたそうで、手帳のノウハウは十分。
そして2011年にはグッドデザイン賞も受賞されている手帳です。
http://www.g-mark.org/award/describe/37302

初めて知ったメーカーさんではありますけど、色んなメーカーさんの良い部分だけを
上手に切り取ってシンプルに、それでいて不足なくまとめて下さった印象。

わたしが購入したのはこちらのS-LineのA6サイズ、月間+週間レフト式。
お値段税込みで1,512円。
http://www.playoff-diary.com/s_line_2015.html
↑ページは2015年の手帳のですがレイアウトは同じです。
ただ、月間+週間ボックスは店頭で見かけなかったような?ちょっと不明。

ページの内容は、
●月間+週間レフト
●メモページ
●本文の印刷はオレンジとグレー
●224ページ

これだけ。
これだけなんです。
巻末に路線図も年齢早見表とか単位表とかが付いていません。
考えてみればスマホですぐに調べられるものですから、無くても良いのです。
でもあればあったで見るの楽しかったりしますけどね。
能率手帳の全国路線図とかあの小ささの中によくも入れたものだと思います。
また、吉川弘文館さんの歴史手帳は巻末こそ重要だと思います。
あ、そうだ、歴史手帳も持ってます!

本当にシンプル!
そしてなによりも用紙がトモエリバーです!
念願のトモエリバーです!

こんなに薄いのに太字で書いても裏抜け全然しませんでした。
素敵な手帳と出会えて本当に嬉しい。
一応今年の9月末から使えるので、どうしようかな、もう切り替えてしまおうかな。


そうそう、PLAYOFF手帳、他のラインもなかなか良さそうで買ってしまいそうな自分がいます。
横開きのタイプもあって、こちらはトモエリバーでは無いものの、上質クリーム紙だそうです。
そして記事内でPLAYOFFさんのサイトをリンクしておりますが、去年の秋で更新が止まってますが、
ちゃんと2016年の手帳は販売されていますので、ご安心を。
きっと、お忙しいのだと思います(^^;)。




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by eyesneverlie | 2015-09-24 03:10 | 雑貨、文具
<パイロット カスタム74 細字>
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万年筆の代表的国産メーカーといえば
「セーラー」「プラチナ」「パイロット」の三社だと思うのですが、
手元にはセーラーの旧プロフィット21のMS、プラチナのブルゴーニュの中字があり、
これは折角だからいずれ三社とも揃えてみたいなと思っていたところ、
今年のはじめにパイロットのカスタム74シリーズで
ラメ入りの紫と緑の限定カラーが出ていたのを、たしか3月の万年筆祭の頃に見かけて気づき、
最初に目にした時はちょっと派手かなあ、と思って一度見送ったのですが、
日が経てば経つほどに気になって。


とりあえず、もう一度現物を見ようと訪れたのは日本橋丸善。
わたしが行った時にはすでにラメの紫の万年筆は売切れで、緑をとりあえず見せてもらう。
あの丸善の地下の照明が明るすぎないからだろうか、
別のお店で見かけた時のギラギラした印象は払拭できて、ああ、これならいいな、と。

ペン先は手帳に書き込むことを考えて、この軸サイズでは持ってない細字にすることに。
手元にある細字のペンたちはどれも軸が短めだったり、
細くて軽くて、ちょっぴり持ちにくかったので。

インクは、ひとまずは持っている色彩雫から選んで、緑系、青系を入れてみるが、
もうすこし、はっきりして明るめの緑のインクを入れてみたくて試行錯誤した結果、
ドクターヤンセンのアンデルセンを入れることに。

それから半年近く経つのですが。
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なんていうか、どうにも書き難い印象が。
特にツバメノートに書く時にはインクスキップが気になるようになって。
(実を言えばインクスキップに関しては他のノートでも、
パイロット純正のインクでも起きていたことに先ほど思い出しました)

よし、じゃあ、京橋のペンステーションで様子を見てもらって、
いっその事、調整してもらおうと向かったのでした。


で、結果として。



ペンステーションにてわたしの筆記スタイルを見た店員さんが一言。


「あ、その書き方ではインクスキップしても仕方ありませんね」
(もう少し違う言い方だったかもだけど、要はこんな感じでした)




・・・え?


わたしはまず筆圧が弱く、さらに筆記スタイルは
軸の真ん中あたりを持ち、角度は低めの寝かせ気味。


店員さん曰く、パイロットの特に細字は立てて持って使うもの。
寝かせて使うと紙との接地面が小さくなりインクがスキップしてしまう。
そして筆圧が弱いこともこのペンとの相性が良くないようで。
きっちり紙とペン先がフィットしないとインクが流れませんからね・・・。

ペンの特性というか、調整具合もやはりメーカーさんの個性があるそうで、
多分、インクのフローの多め、渋めの度合いとしては

セーラー>プラチナ>パイロット

という感じだと思います、とのことでした。
(もちろん個体差やインク、ノートとの相性もあるでしょうけど)




万年筆を使いはじめたばかりの頃、ペンは寝かせ気味に持つもの、
良い万年筆はペンを軽く持って紙の上を滑らせるだけで線が引けるもの、
そんな話ばかりが耳に目に入ってきていて、それが当然と思っていただけに、
ペンステーションの店員さんのお話に驚くばかりでした。

・・・・・・。
そう思うと、ボールペンやシャーペンを使っていて、初めて万年筆を使うという人には
このパイロットさんの細字はある程度筆圧が強めでも、
ペンの持ち方もボールペンなどと同じように立て気味で使えるから、
使いやすいのかなあ、とも。


まあ、わたしの場合はもう筆記スタイルはあまり変えられないだろうし、
筆圧はどう頑張っても変わりようが無い。


もうそうなったら調整するしかないよね、と調整してもらう気満々だったのだけれども。
店員さんに止められました。
調整したらもうこの細字にはならないですよ、と。
もしまだ我慢できるのであれば、1年使ってペン先を自分の手に馴染むよう育ててみては?と。


今まで少しでも違和感を感じるとペンクリニックなどで自分好みにしてもらっていただけに、
「育てる」という選択肢をあまり考えたことがなかった。


店員さんが「試しに」とご自分の数年使い込んだ細字のペンで試し書きさせてくれた。
そのペンの線は、細字よりも少しだけ太って、そしてなんのひっかかりも違和感もなかった。


とりあえず、もうしばらく使ってみようと思い直し、ペンステーションを後にしたのでした。






ああ、そうだ。
ツバメノートが書き難かった理由。
どうも中とじのノートだと、開いた真ん中(綴じ部分)から端に行くにかけて盛り上がってしまうので、
紙とペン先の接地面が浮いてしまってインクスキップを起こしているのでしょう、と。
インクフローの良いペンだとそこまで気にはならなかったけど、
他のペンでもスキップがあったのは確かなので、とても納得のいく理由でした。




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by eyesneverlie | 2015-09-21 09:18 | 雑貨、文具

MSニブ。

Sailor profit21 MS nib
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もう一昨年になるかな、上野アメ横のマルイ商店さんで購入した
セーラープロフィット21の旧タイプのミュージックニブ。
元々は楽譜の音符を書く用のペン先で、縦横の線幅に差のあるペン先です。

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わたしは結構ペン先を寝せて書くのであまり縦横の線幅の差がわかりずらいですかね。
あ、音符も書けば良かった、と今さら思う。



先日友人に「セーラーのミュージックニブってペン先どんな?」
と、質問を受けたので写真を撮ってみました。



ペン先はスタブに似た形で、スクエア型寄りのニブ。
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店頭ポップなどを書くにも適しているペン先だと思います。
インクのフローも良く、気持ちも文字も踊るような楽しさを感じられます。
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で、あれこれ写真を撮っていたんですが、今号の「趣味の文具箱」の中で
色々なペン先の紹介ページがある中、セーラーの特集ページの中に
現行品のミュージック(MS)ニブの写真も掲載されていました。
撮る必要が無かった(笑)。


※1、3、4番目の写真は、鏡の上に万年筆を置いて撮っています。
(お友達がしていた撮影法で試してみたかったのです、素敵だったの)
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by eyesneverlie | 2013-03-10 15:22 | 雑貨、文具

オノトのハート。

金色のハート

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万年筆のペン先(ニブ)にはハート穴というものがあります。
それは、穴の大きさや位置や形状はペン先のしなやかさや、
インクフロー(インクの出方)に関係しているのですが
昔は本当にハートの形の物が多かったそうで、
そこから「ハート穴」という名称になったのですが、
今ではハートの形ではなく、円形の穴の方が多いように感じます。


今日、手紙を書こうと書くべきことを箇条書きしていた時に、
インクがかすれてきたので、オノトの尻軸をくるりと回して
(わたしの手元のこのオノトはプランジャー方式なので、そういう風にするのです。
プランジャー方式についてはPILOTさんのこのページが分りやすいです。)

フローをよくしようとしたら、ハート穴からぷっ、とインクがふくれ出て
インクの中心にハートがくっきりと浮かんだのを目にして、
ああ、オノトのハート穴は本当にハート型なんだな、と改めて認識したというか。
思わず、写真を撮ってしまったのでした。
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by eyesneverlie | 2013-02-28 22:57 | 雑貨、文具
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サンキャッチャー、自宅がイマイチ陽当たりがよくないので、
光の乱反射を体験できないなあ、と思い、ふと試してみたのがこちら。
小さなレーザーポインターの、通常ライトで照らしてみました。
(ホームセンターとか大型電気店とかで500円前後くらいで販売されているものです)


上の写真は真下から光を照射したもの。
なんだかFFのクリスタルかセーブポイントのようです。


こちらは斜め前からの照射。
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光が拡散しているのがよく分ります。
そして面白いのが、クリスタルボールの後ろにくっきりと影が出来ています。


今度は右斜め下より。
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後ろに生まれる影がどことなく江戸切り子のようです。

そのうち、小さな電気スタンドとサンキャッチャーを組み合わせて
スタンドライトを作ってみたいと思います。
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by eyesneverlie | 2013-02-27 23:20 | 雑貨、文具

サンキャッチャー。

光りと色の境界

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昨年の秋頃からずっと気になっていたサンキャッチャー。
友人が引っ越しをするというので、引っ越し祝いにプレゼントをしたのをきっかけに
ますます欲しくなってしまったのだけれど、
せっかくなので、自分好みにパーツを組みたいなと思って思案することしばし。

2月に入ってからたまたまアクセサリーパーツのお店に寄れたのでパーツを選んで
自宅で早速組み上げてみました。



それがこちら。
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使用したのは、スワロフスキーのエレメント。
サンキャッチャーのトップである一番大きなパーツは
スワロフスキーストラスと呼ばれる、通常のガラスパーツよりも
更に輝くと言われているラインのもの。
色は透明のものや、淡いピンクやイエローなど数種類。

それからクリスチャン・ディオールとスワロフスキーの共同開発で生まれた
まさにオーロラのような輝きの加工のされた「Aurora Borealis(北極光)」
AB加工、オーロラ加工と呼ばれるタイプがあり、わたしが今回購入したものです。

大きさは30ミリのタイプ。
20ミリだと物足りなくて、40ミリだとちょっと大きいかなと思う感じ。

購入する前に、どんなパーツが良いかしらとあれこれ検索していて、
オーロラ加工のされたパーツは光が少なくてもよく輝く、とどこかで読んで、
我が家があまり日当りが良くない(東向きの窓はあるものの、しっかり陽が差すのは
朝〜11時頃まで。更に磨りガラスなので直射日光とは言い難い)ので、
じゃあ、オーロラ加工の方がいいかなあ、と思ったんですが、磨りガラス越しでは
サンキャッチャーらしい部屋の中に光が散らばるような状態にはならず(苦笑)。

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けど、クリスタルボールが太陽光に照らされ、たくさんの色を見せてくれるので
ふと目をやったときに見とれてしまうことも多いです。


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トップ以外のパーツもスワロフスキーエレメントで、
ツユ、シズク型の小さいもの、色はクリスタル(透明)とオーロラ加工の2種類。
それから自宅にあった球型のシトリンとルチルククォーツ、クリスタル。

全パーツをテグスで通して、好きな所でつぶし玉で固定するだけ。
結構あっという間に作れてしまったと思います。

パーツが物足りなくなったら、一度崩してまた追加してみようかなと思っています。
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by eyesneverlie | 2013-02-24 22:49 | 雑貨、文具

太字ガラスペン。

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昨年末、立ち寄った伊東屋さんでふと目についたガラスペン。
細字のガラスペンはすでに二本手元にあったのですが、見つけたのは、太字。

ガラスペンに太字があるらしいという話は友人から聞いていたのだけれど、
実際に目にしたのは初めてでした。

店頭で試し書きをさせてもらう。
普通のガラスペンだとペン先を斜めにして書くのだけれど(その方がインクの流れが良いので)、なんだかそれだとイマイチ。
ふと、ペン先を紙に垂直にしたらするする書けた。

竹軸のガラスペンなので価格も太字1本で五百円しないとリーズナブル。
まあ、ものは試しと一本購入。

購入したガラスペンは佐瀬工業所さんのもの。
http://www7.ocn.ne.jp/~glasspen/

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万年筆を使い始めてからというもの、まあ、ご多聞にもれずインク沼にハマっているので、ボトルインクもペンの数より多くなりまして。

細字のガラスペンでもそのボトルインクを楽しんではいましたが、この太字、インクを楽しむのに最適。

当たり前だけれど、細字よりもインクそのものの色やエッジが楽しめる。
今回使用した色彩雫の深海や、山葡萄などは特に楽しいと思う。

唯一の難点をあげるなら、インクが乾きにくいのでうっかりすると、手や指でこすれます(笑)。

まあ、それも手書きの醍醐味だと思いましょう。
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by eyesneverlie | 2013-02-15 01:27 | 雑貨、文具

ツバメノート立太罫。

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去年のクリスマスに友人から定形外で届いたものがある。
ツバメノートだ。

ツバメノートといえば、万年筆好きな方ならきっと一度は手にしている、もしくは試し書きが可能な店舗で試筆された方が多いと思う。
フールス紙という、万年筆の筆記にとても合うという紙を使っているもので、今では沢山のコラボノートやメモ帳が販売されている。

ツバメノート

わたし自身、試筆もしたし、一冊は手元にあるのだけど、友人からクリスマスプレゼントとして届いたこのノートは、縦書きのノート。

以前、わたしのオノトが縦書きにとても向いているという話をしたのを覚えていてくれたそう。

縦書きのノート。
自分で書く縦書きそのものは最近の生活では週一度の習字以外、そんなに触れる事が無い。
トラベラーズノートも無地のリフィルを使用しているけど、そう縦書きすることは無く、日本語自体は縦書き文化なのになんだか不思議な気持ちがする。

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さて、そんな縦書きのノートに何を綴ろうと考えた。
友人はこのノートに読んだ本の感想などを書き綴っているとか。

考えて、ふと思いついたのは、七十ニ侯のこと。
自分の誕生日が立春後、七十二候の第一候の期間の中なので、せっかくなら、一年間通してひとつずつ書き記していこうと、お気に入りのアプリ、「くらしのこよみ」を書き写し始めました。

ということで、書き始めて第ニ候。
いずれはアプリの写しだけでなく自分でそれぞれの侯に思ったことも書いていこうかな。

書き記しに使った万年筆のオノト5601は、八十年前のイギリス産まれの万年筆なのに、本当に不思議なのだけど縦書きをストレスを感じない。
前にお使いの方は日本の方だったのかしらと思い馳せると、ときめきがとまらなくなる。

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そうそう、ツバメノートの罫線の外枠の色と風合いがレトロでいて、堅実さを感じさせてくれ、ずっと眺めていても飽きないデザイン。


皆様も、万年筆だけでなく、お気に入りの筆記具でツバメノートを是非ご体験ください。
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by eyesneverlie | 2013-02-13 23:05 | 雑貨、文具

De La Rue「Onoto 5601」

De La Rue Onoto 5601
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「オノト」
イギリスのデ・ラ・ルー社が1905年に製造した万年筆。
どこの国でも発音しやすいようにと名付けられた「オノト」。
1906年(明治39年)に丸善が日本代理店として輸入、販売をはじめる。
その後、明治の文豪、夏目漱石をはじめ菊池寛、北原白秋など
多くの作家に愛された万年筆。


そして私の好きな内田百閒(うちだひゃっけん)先生が、
夏目漱石のこのオノトを遺品として 引き継いだという話を知って、
ほほう、と心に残っていた万年筆。
9月頃だったか10月だったかに出た「大人の文房具」という文具雑誌で
オノトの特集ページがあった。
夏目漱石が愛用していたということと、丸善でオノトの「ストリームライン」
というシリーズの復刻版を出したという記事。

復刻、ということでお察しの通り、この「オノト」は現在作られてない。
1958年に製造終了し、その後、万年筆製造そのものから撤退している。


万年筆専門店や、中古販売をしているお店のサイトを見ても、
まあ、なかなかに高価なのでブックマークに入れて眺めていたんだけれど。


先日、ふとしたご縁で 1930年製「オノト 5601」 が手元にやってきました。
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1930年代。
80年前、昭和一桁年代。
自分の祖母世代だなあ、と思う。
その頃に万年筆を使う人。

この万年筆の最初の持ち主はどんな人だったんだろう。
英国の人だろうか、欧州のどこか?
それとも日本。


女性だろうか、男性だろうか。
なんとなく、女性じゃないかなって思っている。





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キャップ、ペン軸はエボナイト。
ペン先は14金、文字の太さはF字(細字)
インク吸引方法はプランジャー式
式についてはパイロットさんのこのページが分りやすいかと
http://www.pilot.co.jp/support/fountain/1122817727424.html



考えてみたら、また赤軸のペンなんだな、とか。
(まあ黒とのマーブルではあるんですけどね)



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キャップのクリップのところにあるマーク、これはなんのマークなのかしらね。
勝手に太陽のようだわ、と思っていますが。
(シリーズによって模様が違うのか、年代によってなのかは不明だけど、
いくつか模様の種類があるようです)


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今、愛用している川窪万年筆製のものと並べてみました。
オノトの方が少し長めかな、持った感じはとても軽いです。




そうそう、インクの吸引に問題があるということだったので、
いつもお世話になっている川窪万年筆さんに修理をお願いしてみました。
軸内部のガスケット不良だろう、とのことでそのままお預け修理となりました。


手元に戻って来るのはいつかなあ。
はやくこの子で文字を書いてみたいなあ。
年賀状の宛名書きとかに間に合うと、いいな、とか思ってたりする私です(笑)。
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by eyesneverlie | 2011-11-23 01:07 | 雑貨、文具