晴れ雨くもりまた晴れて


by eyesneverlie
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<   2015年 09月 ( 2 )   > この月の画像一覧

来年の手帳。

まだ9月ですが、来年の手帳のこと。
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先日、丸の内丸善にふらりと立ち寄ったときのこと。
まだまだ9月だというのに手帳とカレンダーのフェアが開催されていました。
近年手書き文字よりもスマホでのスケジュール管理などをされる方も増える中、
なんだか昔よりも手帳の種類やメーカーさんが増えたように感じるのは気のせいかしら。

まあ、万年筆ユーザーさんや、手書きにこだわる方も多い仲間内では
互いのお薦めノートやスケジュール帳の情報がよくやり取りされています。

ノートやスケジュール帳と万年筆とくれば、一番に気になるのが「紙」です。
レイアウトももちろんのことですが、どんなにレイアウトが好みでも、
万年筆との相性が良く無いと使い続けることが難しいです。

実を言えば2015年の手帳を3冊持っています・・・。
一冊目はレイアウトがとても気に入って昨年中に購入したものですが、
これが万年筆で書くとインクが裏抜け(ページ裏側にインクがしみ出す)してしまう。
ただのノートなら裏ページを使わないという方法もありますが、
いかんせんスケジュール帳。
裏面には翌週のスケジュールを書かねばならないのです。

そして二冊目。
こちらは「趣味の文具箱」などの出版社であるエイ出版さんのESDIARY。
さすがのエイ出版さんです、紙質は万年筆との相性もよく、レイアウトも良かったです。
ただ、選んだ大きさがA5サイズの手帳で、最終的には重くて持ち歩くのが難しくなって
基本的に自宅に置いておく(たまに仕事の打ち合わせで必要な時に持って行く程度)ことに。
まあ、現在メインで使ってます。

で、三冊目は、これは半分メモ帳代わりに買った能率手帳。
友人がメモ代わりに使いはじめたんだ、と教えてくれたので真似っこしてみました。
能率手帳は亡くなった祖父が愛用していたんですよね。
懐かしさ半分、ほぼ毎日持ち歩いていましたが、やっぱり小さいんですよね。
つい文字が大きくなってしまうのと、小さい面に書くとなると、
どうも腕とか手首に力が入ってしまうらしく手が疲れてきてしまって。
書き心地はこちらも最高でしたし、強めのクリーム色の用紙に薄いグリーンの印字の
組み合わせはとてもセンス良く、目にも優しい色合いです。


と、2015年はいささか手帳難民でした。
そんな中、ずっと気になっていたのはトモエリバー紙を使った手帳。
以前に蔵前のカキモリさんでオリジナルノートを作った時に入れてみた紙でしたが、
これがもう、素晴らしい書き心地で。
トモエリバーを使った手帳が欲しいとずっと思っていたのですが、使用しているのが
「ほぼ日手帳」さん、「ジブン手帳」さんくらい。
とても人気のある手帳であるのは知っているのですが、わたしのスタイルとは
ちょっと違うなあ、と。

好みとしては
●マンスリーあり
●週間レフト式で右面はメモ(出来れば無罫)
●月曜始まり
●色は少なめ
●巻末には少し多めにメモページ
●そしてなにより万年筆との相性の良い紙
 ※出来ればトモエリバーだったら最高!


・・・・・・。
そんな。
そんなわたしの願いが具現化されたようなスケジュール帳に出会ったのです。


それがこちら。
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「PLAYOFF」
http://www.playoff-diary.com/index.html

知らないメーカーさんだなあと思ったのですが、調べてみると、
福井県にある「若越(じゃくえつ)印刷」さんという印刷会社さんの自社ブランド。
こちらの印刷会社さんは、40年ほど大手手帳メーカーさんや企業の
手帳製作をずっとされていたそうで、手帳のノウハウは十分。
そして2011年にはグッドデザイン賞も受賞されている手帳です。
http://www.g-mark.org/award/describe/37302

初めて知ったメーカーさんではありますけど、色んなメーカーさんの良い部分だけを
上手に切り取ってシンプルに、それでいて不足なくまとめて下さった印象。

わたしが購入したのはこちらのS-LineのA6サイズ、月間+週間レフト式。
お値段税込みで1,512円。
http://www.playoff-diary.com/s_line_2015.html
↑ページは2015年の手帳のですがレイアウトは同じです。
ただ、月間+週間ボックスは店頭で見かけなかったような?ちょっと不明。

ページの内容は、
●月間+週間レフト
●メモページ
●本文の印刷はオレンジとグレー
●224ページ

これだけ。
これだけなんです。
巻末に路線図も年齢早見表とか単位表とかが付いていません。
考えてみればスマホですぐに調べられるものですから、無くても良いのです。
でもあればあったで見るの楽しかったりしますけどね。
能率手帳の全国路線図とかあの小ささの中によくも入れたものだと思います。
また、吉川弘文館さんの歴史手帳は巻末こそ重要だと思います。
あ、そうだ、歴史手帳も持ってます!

本当にシンプル!
そしてなによりも用紙がトモエリバーです!
念願のトモエリバーです!

こんなに薄いのに太字で書いても裏抜け全然しませんでした。
素敵な手帳と出会えて本当に嬉しい。
一応今年の9月末から使えるので、どうしようかな、もう切り替えてしまおうかな。


そうそう、PLAYOFF手帳、他のラインもなかなか良さそうで買ってしまいそうな自分がいます。
横開きのタイプもあって、こちらはトモエリバーでは無いものの、上質クリーム紙だそうです。
そして記事内でPLAYOFFさんのサイトをリンクしておりますが、去年の秋で更新が止まってますが、
ちゃんと2016年の手帳は販売されていますので、ご安心を。
きっと、お忙しいのだと思います(^^;)。




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by eyesneverlie | 2015-09-24 03:10 | 雑貨、文具
<パイロット カスタム74 細字>
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万年筆の代表的国産メーカーといえば
「セーラー」「プラチナ」「パイロット」の三社だと思うのですが、
手元にはセーラーの旧プロフィット21のMS、プラチナのブルゴーニュの中字があり、
これは折角だからいずれ三社とも揃えてみたいなと思っていたところ、
今年のはじめにパイロットのカスタム74シリーズで
ラメ入りの紫と緑の限定カラーが出ていたのを、たしか3月の万年筆祭の頃に見かけて気づき、
最初に目にした時はちょっと派手かなあ、と思って一度見送ったのですが、
日が経てば経つほどに気になって。


とりあえず、もう一度現物を見ようと訪れたのは日本橋丸善。
わたしが行った時にはすでにラメの紫の万年筆は売切れで、緑をとりあえず見せてもらう。
あの丸善の地下の照明が明るすぎないからだろうか、
別のお店で見かけた時のギラギラした印象は払拭できて、ああ、これならいいな、と。

ペン先は手帳に書き込むことを考えて、この軸サイズでは持ってない細字にすることに。
手元にある細字のペンたちはどれも軸が短めだったり、
細くて軽くて、ちょっぴり持ちにくかったので。

インクは、ひとまずは持っている色彩雫から選んで、緑系、青系を入れてみるが、
もうすこし、はっきりして明るめの緑のインクを入れてみたくて試行錯誤した結果、
ドクターヤンセンのアンデルセンを入れることに。

それから半年近く経つのですが。
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なんていうか、どうにも書き難い印象が。
特にツバメノートに書く時にはインクスキップが気になるようになって。
(実を言えばインクスキップに関しては他のノートでも、
パイロット純正のインクでも起きていたことに先ほど思い出しました)

よし、じゃあ、京橋のペンステーションで様子を見てもらって、
いっその事、調整してもらおうと向かったのでした。


で、結果として。



ペンステーションにてわたしの筆記スタイルを見た店員さんが一言。


「あ、その書き方ではインクスキップしても仕方ありませんね」
(もう少し違う言い方だったかもだけど、要はこんな感じでした)




・・・え?


わたしはまず筆圧が弱く、さらに筆記スタイルは
軸の真ん中あたりを持ち、角度は低めの寝かせ気味。


店員さん曰く、パイロットの特に細字は立てて持って使うもの。
寝かせて使うと紙との接地面が小さくなりインクがスキップしてしまう。
そして筆圧が弱いこともこのペンとの相性が良くないようで。
きっちり紙とペン先がフィットしないとインクが流れませんからね・・・。

ペンの特性というか、調整具合もやはりメーカーさんの個性があるそうで、
多分、インクのフローの多め、渋めの度合いとしては

セーラー>プラチナ>パイロット

という感じだと思います、とのことでした。
(もちろん個体差やインク、ノートとの相性もあるでしょうけど)




万年筆を使いはじめたばかりの頃、ペンは寝かせ気味に持つもの、
良い万年筆はペンを軽く持って紙の上を滑らせるだけで線が引けるもの、
そんな話ばかりが耳に目に入ってきていて、それが当然と思っていただけに、
ペンステーションの店員さんのお話に驚くばかりでした。

・・・・・・。
そう思うと、ボールペンやシャーペンを使っていて、初めて万年筆を使うという人には
このパイロットさんの細字はある程度筆圧が強めでも、
ペンの持ち方もボールペンなどと同じように立て気味で使えるから、
使いやすいのかなあ、とも。


まあ、わたしの場合はもう筆記スタイルはあまり変えられないだろうし、
筆圧はどう頑張っても変わりようが無い。


もうそうなったら調整するしかないよね、と調整してもらう気満々だったのだけれども。
店員さんに止められました。
調整したらもうこの細字にはならないですよ、と。
もしまだ我慢できるのであれば、1年使ってペン先を自分の手に馴染むよう育ててみては?と。


今まで少しでも違和感を感じるとペンクリニックなどで自分好みにしてもらっていただけに、
「育てる」という選択肢をあまり考えたことがなかった。


店員さんが「試しに」とご自分の数年使い込んだ細字のペンで試し書きさせてくれた。
そのペンの線は、細字よりも少しだけ太って、そしてなんのひっかかりも違和感もなかった。


とりあえず、もうしばらく使ってみようと思い直し、ペンステーションを後にしたのでした。






ああ、そうだ。
ツバメノートが書き難かった理由。
どうも中とじのノートだと、開いた真ん中(綴じ部分)から端に行くにかけて盛り上がってしまうので、
紙とペン先の接地面が浮いてしまってインクスキップを起こしているのでしょう、と。
インクフローの良いペンだとそこまで気にはならなかったけど、
他のペンでもスキップがあったのは確かなので、とても納得のいく理由でした。




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by eyesneverlie | 2015-09-21 09:18 | 雑貨、文具