晴れ雨くもりまた晴れて


by eyesneverlie
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ゆきやなぎ。

ゆきやなぎ
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先日、友人に誘われてこどもの国に行ってきた。
桜を見ませんか、とのこと。


こどもの国。
私は行った事はなかったのだけれど、植物がいっぱい植わっていて、
土日は親子連れでいっぱいになるけど平日はとても空いてて気分がいいよ、
と以前から言われていて、そうか、楽しそうだねと思っていた。


今回、やっと初めて行くことになったのだけれど、しばらく
「こどもの国」と「こどもの城」がごっちゃになっていて、
頭の中で今回の行き先は「こどもの城」なんだと思っていた。
けど、このこどもの城だって行ったことがなかったので、
場所がどこだったかなど全然気にしていなかった。


集合は長津田に9時ね、とメールをもらう。
9時。
確か長津田まで我が家からは1時間ちょっとかかる記憶。
普段、8時や9時くらいに起きる私にはとても早起きである。
寝坊しないように、とiPhoneのアラームをかける。


翌朝、ふと目が覚める。
iPhoneを時計替わりに見る。

もう、地元の駅にいないといけない時間だった。
慌てて起きて顔を洗ったりなんだりで20分で家を出る。
普段なら起きてから出かける準備をするわたしだけれど、
念のため夜のうちに準備したのが幸いした。

おおよそ30分の遅刻で長津田に到着する。

そこから、更にこどもの国線という電車に乗って、到着したのは広大な敷地の公園である。
多摩丘陵の雑木林を活かした施設であるというそこは、本当に広く、ただびっくりする。

園内入ってすぐの場所に鯉のぼりが泳ぐ
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桜はソメイヨシノが花の盛りを過ぎ、花は八分ほど。
その他、しだれ桜、八重桜、さとざくら、やまざくらが七分から満開の様子。

園内には桜だけでなく、椿や木蓮、そして雪柳が咲いている。


雪柳というと、子供の頃を思い出す。
実家の庭の片隅には祖父が植たのだろうか、木蓮と雪柳が咲いていた。
小学生の頃は雪柳の真白く小さい花の連なる様子が可愛くてとても好きだった。
好きだったというわりに、扱いは乱暴だった。

一枝の上の方から片手を握り一気にしごき花をこそぎ落とすのが、好きだった。
花の下に器や布を敷き、そこにふわふわとした白い小花を落とし、
ままごとでご飯にみたてたり、中空に投げ、フラワーシャワーを楽しんだりしていた。
今から思えば本当に花には、木にはひどいことをしていたと思う。

今でも雪柳を見ればあの時のこそげ落とす感覚がよみがえる。
手の中にこんもりとさせた感触だとかが。

けど、もうそれをする気持ちはわき上がらない。
わきあがらないというか、その欲求を上回るブレーキがかかる。


純粋さゆえの残酷さと、分別あるがゆえの節制と。
雪柳は私の中の年月を感じさせる。

いつまでも、かわいらしい花。
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by eyesneverlie | 2012-04-15 04:40 | 植物